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井筒屋のブログ
笠間市の歴史やカフェなどの地域情報をお届けします!
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2024年3月13日
稲田神社2 ゆかりある先人
稲田神社とゆかりのある先人についてご紹介したい。 鎌倉時代に笠間城を築城した笠間時朝は、和歌にも堪能な文化人であった。京都、鎌倉にも人脈があり、当時の優れた文化人と和歌を楽しみ、宇都宮歌壇でも活躍した。 時朝が稲田神社を崇敬し、藤原光俊、宇都宮泰綱らを笠間に招いて、稲田神社...
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2024年2月15日
稲田神社1 茶の根、松の葉
笠間市稲田宮山にある稲田神社は、主祭神が稲田姫命(クシイナダヒメ)で、のちにスサノオノミコトの奥様になった神様。 スサノオノミコトといえば、古事記や日本書紀、日本の神話に登場するヤマタノオロチを退治した神様として有名だ。 稲田神社の創建は、1200有余年前と伝えられている。...
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2023年8月10日
どうする康重
1 近世の重要な人物 今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」は、徳川家康の生涯を新たな視点で描くことで注目を集めている。 家康は戦国時代の最終的な勝者であり、家康によって築かれた盤石な幕藩体制は、それ以降、260年も安定した時代が続くことになる。...
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2023年6月3日
町名由来の石碑
先人が名付けてくれた町名は、歴史や自然災害など後世に残しておきたいとの思いが感じられる。 旧笠間地区は、城下町によく見られる町名が残っている。例えば、鷹匠町や鉄砲町などである。かつて、そこに鷹匠や鉄砲職人が住んでいたんだなとわかる。...
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2023年4月16日
名君の笠間藩主 牧野貞喜
笠間城址に「布里武久盤 啼久児能親可田宇恵笠」(ふりむくは なく子の親か田植笠)という句碑がある。 これは、歴代の笠間藩主の中でも名君といわれる牧野貞喜が詠んだ句である。 ひっ迫していた藩の財政を立て直し、農政改革にも力を入れた。...
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2023年4月16日
坂東観音霊場二十三番札所 2
坂東観音二十三番札所の正福寺の創建は、白雉2年(西暦651年)。 明治の廃仏毀釈で焼き討ちにあうまでは、千人溜り駐車場の道の反対側にあった。 井筒屋2階の歴史展示コーナーに江戸時代の笠間城の絵図が展示してあるが、 正福寺の伽藍や三重塔が描かれている。...
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2022年10月29日
坂東観音霊場二十三番札所
観音さまが祀られている三十三か所の寺院を巡礼する坂東(関東)観音巡り。 鎌倉時代初頭から綿々と続いている。 範囲は現在の神奈川、群馬、埼玉、東京、栃木、千葉、茨城の一都五県にまたがっている。全長1300キロ。車や電車のない時代は徒歩である。 笠間には、二十三番札所がある。...
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2022年8月18日
姫春蝉が見えない訳
今年も、国の天然記念物である片庭の姫春蝉(ひめはるぜみ)の鳴き声が聞かれたようだが、それにまつわるお話を。 昔、弘法大師が徳蔵(七会村)の長者屋敷に立ち寄った。長者には徳蔵姫という、たいそう美しい娘がいた。娘は立派な行いをする大師に恋をするようになった。...
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2022年8月3日
祇園祭の由来
夏らしく、民話としてつたわる笠間のお祭りの話を。 昔、下野国小貫村の村人は、天王様という神様を祀っていた。あまりにも掟が厳しく、守らなければ祟りを与えたため、それを恐れた村人は、ご神体を菰(こも)に包んで、川に流した。その菰が、石井村に流れつく。光を放った菰を村人がひしゃく...
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2022年7月10日
天神社 五・本殿の彫刻
天神社の御神木ツクバネガシの隣に、玉垣に囲まれてご本殿がある。 二平宮司さんに特別に案内してもらった。 玉垣内の石段を上ると目に飛び込んできたのが、総欅造りの社殿に装飾された見事な彫刻だった。 向拝の梁の龍、本殿正面の板戸の昇り龍、下り龍、まるで今にも動き出しそうな迫力だ。...
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2022年7月6日
天神社 四・ツクバネガシ
入母屋造の拝殿と一間流造りの本殿の間に、見上げるような大木が立っている。 二平宮司さんに笠間市指定文化財天然記念物になっているツクバネガシという木であると教えてもらった。ブナ科の仲間で、県内では珍しく笠間地区には少ない木であるという。天神社の御神木である。...
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2022年7月3日
天神社 三・扁額
今年は、笠間藩主牧野貞喜没後二百年の年である。 天神社の社名額は、その牧野貞喜が天明四年八月に、自ら大きなケヤキ材に「天満宮」と揮毫して、天神社に奉納したものである。拝殿内の祭壇前、中央に掲げられてあり、笠間市指定文化財になっている。...
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