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咸臨丸にかけた夢

みなさんは咸臨丸(かんりんまる)という船をご存知ですか?

 江戸時代に初めて太平洋を往復した徳川幕府の軍艦(艦長は勝海舟)です。そして、この咸臨丸の航海長として冬の荒海を乗り越えアメリカのサンフランシスコまで導いたのが笠間の偉人「小野友五郎(おのともごろう)」です。

 友五郎さん、偉人と言っても裕福な家柄に育ったわけではありません。

 笠間藩の下級武士である小守家の四男として生まれ、父親を11歳の時に亡くした友五郎さん、17歳で小野家に養子になります。

 和算(数学)が得意だった友五郎さんは、努力を重ね測量方法、航海術、オランダ語を学び、老中阿部正弘からアメリカとの日米修好通商条約批准書(同意書)の交換に派遣を直命されます。これは現代で言えば、内閣総理大臣から茨城県職員に直接命令書がわたされたようなものです。すごいことですよね。

鎖国から開国へ、江戸時代から明治時代へという近代的な日本へ生まれ変わろうとする大変革の時代に笠間の小野友五郎という人が、日本の歴史に名を残す偉業を成し遂げるのです。

 ぜひ小野友五郎物語「咸臨丸にかけた夢」を読んで、笠間の先人の夢に触れてみてはいかがでしょうか。

 中学生、高校生には夏休みの読書感想文の題材としてオススメです。

 井筒屋では、閲覧コーナーに設置してありますので、ご覧いただくこともできます。また、購入を希望される方は販売もしております。


 ・幕末の数学者・小野友五郎の挑戦

  友五郎、勝海舟、ジョン万次郎と海をわたる!  

「咸臨丸にかけた夢」 作者 鳴海 風(なるみ ふう)

  1,650円(税込)

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