top of page

井筒屋旅館2

 明治の初め頃、大町の大火によって井筒屋旅館は全焼してしまう。その後、明治13年に再建されるが、用いた建材は同じく消失した水戸城の残材を払下げられたもの、と伝わっている。が、文献がないので定かではない。

 笠間城記を読むと、この辺りの火事は何度かあったようで、「立て続けに2度も近くで火事があったのに、稲荷神社が無事だったのは不思議なこと」と書かれているのは興味深い。

 井筒屋の神棚には、(おそらく再建後に作られたものだと思われるが)井戸と水桶が祀られている。

 大きさは違うが、笠間稲荷神社の境内にも同じものが残っている。もしかすると、火災を免れたお稲荷さんにあやかるようにと、同じものをこしらえて、井筒屋の火防を祈願したのかもしれない。



閲覧数:97回0件のコメント

最新記事

すべて表示

留言


□かさま歴史交流館 井筒屋

​〒309-1611 笠間市笠間987

TEL : 0296-71-8118  FAX : 0296-72-3001

​◆関連施設のご案内◆

筑波海軍航空隊記念館
​笠間市地域交流センター「トモア」
伊東豊雄作品「笠間の家」

特定非営利活動法人​

​いばらきの魅力を伝える会

TEL : 0296-71-6637  FAX : 0296-78-0012

□筑波海軍航空隊記念館

​〒309-1717 笠間市旭町654

TEL/FAX : 0296-73-5777

 笠間市地域交流センターともべ「Tomoa」

​〒309-1735 笠間市友部駅前1番10号

TEL : 0296-71-6637  FAX : 0296-78-0012

□伊東豊雄作品 笠間の家

​〒309-1626 笠間市下市毛79-9 

TEL/FAX : 0296-73-5521

□プロジェクト茨城笠間市フィルムコミッション

​〒309-1717 笠間市旭町654

TEL/FAX : 0296-71-5166

© 2020井筒屋Wix.comを使って作成されました

bottom of page