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稲田神社2 ゆかりある先人

 稲田神社とゆかりのある先人についてご紹介したい。


 鎌倉時代に笠間城を築城した笠間時朝は、和歌にも堪能な文化人であった。京都、鎌倉にも人脈があり、当時の優れた文化人と和歌を楽しみ、宇都宮歌壇でも活躍した。


 時朝が稲田神社を崇敬し、藤原光俊、宇都宮泰綱らを笠間に招いて、稲田神社で奉納歌会を催したということが、新和歌集に書かれている。 

 境内には笠間時朝の詠まれた歌碑がある。

 

 君が代も

 我が世の末も久方の

 天下ります神ぞ守らん

 

 また、水戸黄門で有名な水戸藩主徳川光圀も稲田神社に敬虔の情あつく、元禄四年に錦織の四神旗その他を寄進している。四神旗は、茨城県立歴史博物館に保管されている。






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