坂東観音二十三番札所の正福寺の創建は、白雉2年(西暦651年)。 明治の廃仏毀釈で焼き討ちにあうまでは、千人溜り駐車場の道の反対側にあった。
井筒屋2階の歴史展示コーナーに江戸時代の笠間城の絵図が展示してあるが、
正福寺の伽藍や三重塔が描かれている。
今その場所は、供養塔や墓石がまとめられているだけである。
現在、正福寺は、つつじ公園の南斜面にある。
公営稲荷駐車場の真向かいの山門をくぐり、急な階段を上ると本堂がある。
2022年、階段を上がらなくとも参道に新たに御朱印所が開設された。
御朱印所に拝殿もでき、足の不自由な人でも、お参りが容易にできるようになったことは
嬉しいことだ。
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